こころの病気
掲載日:2011.05.26
埼玉県
統合失調症
30代男性 医療機関廃院
障害種別 | 精神の障害 |
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病名 | 統合失調症 |
認定結果 | 障害基礎年金2級 |
都道府県 | 埼玉県 |
その他 | 遡及請求、廃院 |
ご家族さま(母・妹)と共にご面談させていただきました。
大学在学中に発症され、自宅にて暴れたため入院し、3か月で退院されたとの事でした。
その後、民間企業に通常就労として就職され数年働かれましたが、
その間も会社の上司が自宅に来る、悪口を言われる、などの
幻聴、幻覚があり、ご苦労されたそうです。
最終的にご退職され、ご面談時は休養されていました。
幻聴の指示により深刻な自殺企図もありましたが、 幸いにも2度とも救命されています。
経済的な面から今後の生活の不安が大きく、 大きなストレスとなっているため、
障害年金請求を検討され、遡及して請求。
無事に五年分の障害基礎年金が支給されることとなりました。
坂田の意見・感想
初診の病院でもある障害認定日時点にかかっていた医療機関は既に廃院していました。しかし、なんとかカルテを入手して、それを基に現在の主治医に診断書を記入してもらい障害認定日請求。
ところがある年金事務所では一度は受け取ったものの、あとから「こうした請求はできない」として上部組織への進達を拒否されたため、請求を取り下げてそのままそっくり別の年金事務所へ持ち込みました。
その結果、無事に遡及して認定されています。こういう事例もあります。諦めないのが肝心です。
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