人工関節・人工骨頭
掲載日:2013.02.05
千葉県
大腿骨頚部骨折(人工関節)
50代女性 転医
障害種別 | 肢体の障害 |
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病名 | 大腿骨頚部骨折(人工関節) |
認定結果 | 障害厚生年金3級 |
都道府県 | 千葉県 |
その他 | 人工関節 |
転倒事故による初診より4年間に渡り、一つの整形外科に通われていたが、
痛みにより日常生活への影響が大きく、肉体的にも負担だったとのこと。
通院の中で医師へ障害者手帳と障害年金の話をしたが、
「とても該当しない」と言われたため
半ば諦めの心境で当事務所へご相談いただいたとのことでした。
伺った、経緯や日常生活状態からはちょっと「?」という点も多く、
一度、他の病院受診をお勧めしました。(通常はこういったことはしておりません)
受診したところすぐに手術となり人工関節置換となりました。
その後、当事務所にて障害年金請求をご依頼いただき、無事受給となりました。
坂田の意見・感想
当事務所は、医療機関の診断に口をはさんだり、転院を勧めたり、
そういったことはもちろん好きではありませんし、病院のご紹介というのもしておりません。
ご本人が認識していない中で、治療により改善とまでいかなくとも、
なんとか状態が保たれているということもあるかと思います。
そのため、障害年金目的の転院などはもってのほかだと考えます。
ただ今回のように明らかにおかしい、というケースも少数ながらあり、
「大変稀なケースとしてこうしたこともあります」という例でご紹介しました。
今回は自治体にご相談いただいた上で、転院先の検討をお勧めいたしました。
結果的に障害年金請求となりましたが、前記の病院には十分な協力が得られず、
残念ながら遡及での請求はできませんでした。大変残念です。
心苦しくはありますが、どんなに優れた社会保険労務士でも、
医療機関の協力が得られなければ、やはり良い結果は生まれません。
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