こころの病気
掲載日:2013.10.01
神奈川県
統合失調感情障害
30代女性 初診時未納
障害種別 | 精神の障害 |
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病名 | 統合失調感情障害 |
認定結果 | 障害基礎年金2級 |
都道府県 | 神奈川県 |
その他 | 障害基礎年金,初診取得不可,統合失調感情障害 |
年金事務所で相談したところ、二十歳後に未納が多く、
おそらく請求できないと告げられる。
その後取得した受診状況等証明書を
取得できる医療機関では納付要件を満たさない。
この時点でご相談をいただく。
二十歳以後の未納の影響が非常に大きく、状況的には厳しいものがありました。
そのため、二十歳前の初診を検討したところ、海外で心理カウンセラーの受診があり、
その際のFAX用紙などが一部残っており、初診の資料とし、
あわせて、診療経緯や申立書も整備して二十歳前傷病として請求。
無事に障害基礎年金2級が認められる。
坂田の意見・感想
二十歳到達後の国民年金保険料に未納が多い場合、
選択できる方法はそうありません。
特に二十歳到達すぐの初診では、
未納が数月分あるだけで請求不可となる場合があります。
これを回避するには、二十歳到達前の初診を検討するしかありません。
初診を明らかにする書類は、もちろん受診状況等証明書であれば何よりですが、
今回のように取れないものはあるもので請求していくことになります。
たとえば今回の資料であるFAXは海外向けのFAXで全文英語でした。
過去に同様の認定事例もありますが、こうしたものでも認定の可能性はあります。
諦めてしまえば受給の道は絶たれます。なんとかして請求することが重要です。
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