その他
掲載日:2013.11.22
東京都
多発性硬化症
40代男性 再発あり
障害種別 | 肢体の障害 |
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病名 | 多発性硬化症 |
認定結果 | 障害厚生年金1級 |
都道府県 | 東京都 |
その他 | 再発時に状態悪化 |
平成18年に左手の麻痺、ろれつが回らない、などを生じ、脳外科を受診する。
MRIの結果、脳梗塞と診断され投薬を受けていたが、改善されず神経内科へ転科。
多発性硬化症の可能性が高いと診断されるが、
発症するまでわからないとされ、一旦通院を終了した。
その後、平成22年11月に多発性硬化症を発症。
2年後に再発し、めまい、ふらつきなど平衡機能障害のほか、
自力での階段昇降不可など下肢に大きな運動障害が残ることとなる。
平成25年に職場を退職し、障害年金請求し1級に認定される。
坂田の意見・感想
多発性硬化症により大きな運動障害が生じて、退職された方です。
多発性硬化症は人によって症状が様々で、
運動や感覚障害のほか、視力などにも症状を発すると聞きますが、
今回の請求では脳、脊髄に病巣多発とされ、肢体の障害として請求しました。
以前、医療関係者の方から多発性硬化症による障害認定はない、
と聞いたことがあるそうですが、障害年金は原則として病名で決めていませんので、
多発性硬化症に限らず、この病気は受給できないということはありません。
ただ、当事務所でも多発性硬化症での不支給事例もあります。
つまり障害の程度(重さ)によって判断しているということになります。
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