こころの病気
掲載日:2017.04.07
東京都
うつ病
30代女性 医療機関から紹介
障害種別 | 精神の障害 |
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病名 | うつ病 |
認定結果 | 障害厚生年金2級 |
都道府県 | 東京都 |
その他 | 内科初診,診療録なし |
自身で2年にもわたって請求を試みていたが、うまくいかなかった。
その主な原因が初診日であり、内科初診の日を基に障害厚生年金を請求していたが、年金機構の審査により、精神科を最初に受診した日が初診日として認定され、障害基礎年金で出し直すように返戻を受ける。
加えて、この医療機関の診療録はすでに廃棄されていることが問題になっていた。
ご本人での請求に限界を感じて主治医に相談したところ、当事務所をご紹介いただきご依頼となった。
坂田の意見・感想
医療機関からの紹介でご相談となりました。
今回の件で最大の問題は初診日でした。この内科の受診の証明は取れたものの、診療録廃棄のため受診内容が明らかにならず、現傷病との関係が不明との指摘でした。
この内科の受診歴と現傷病に相当因果関係が認められない場合、初診日が次の医療機関の初診日となり、請求する制度が変わって障害基礎年金の請求となってしまいます。
これでは請求人にとって大きな不利益となってしまうため避けなくてはなりませんし、それが今回のご依頼となったポイントでした。
面談時に内容拝見したところ、おくすり手帳から抗不安薬の処方が確認でき、ご病歴からも相当因果関係の立証は可能である、と判断して請求に踏み切りました。2度にわたる返戻の末、無事に認定となりました。
ご依頼者の声をいただいております。
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