その他
掲載日:2018.09.28
東京都
劇症1型糖尿病
40代男性 人工透析開始前
障害種別 | 代謝疾患による障害 |
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病名 | 劇症1型糖尿病 |
認定結果 | 障害厚生年金3級 |
都道府県 | 東京都 |
その他 | 人工透析前、遡及5年 |
平成19年、家族で旅行中、激しい腹痛に襲われ救急搬送。検査の結果、劇症1型糖尿病と診断され即日入院となった。
インシュリン治療を開始し、状態が安定したため10日ほどで退院。仕事にも復帰したが、過労防止のため時間外については制限などを受けることになった。ただ、現在も管理職として第一線で継続している。
血糖値のコントロールは非常に悪いわけではないが、困難な部分があり空腹時血糖の高値、低血糖による体調不良が発生。HbA1cについても高値となっている。
障害厚生年金を障害認定日にさかのぼって請求し、障害認定日から障害厚生年金3級が認められた。
坂田の意見・感想
糖尿病で5年以上遡及した珍しい事例です。
メールでお問い合わせいただき、職場へお伺いしました。職場の会議室や談話スペースなどでのご面談というのもしばしばあります。お仕事しておられると時間の工面というのが難しいので、効率的ですね。
ご面談時にできるだけ詳細な検査結果のご準備をお願いしました。こちらに血清cペプチド値の数値があり、遡及の可能性を感じました。
お仕事しながらの請求(つまり収入がある状態での請求)となりましたが、これは全く問題のないところでした。肉体労働可能となるとまた少し変わってきますが、この方の場合は座業中心での就労が必要とされていました。
ただ、かなりお忙しいようにお見受けしていましたので、体調管理にはぜひお気を付けいただきたいと思います。
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