こころの病気
掲載日:2012.09.19
石川県
うつ病
30代女性 初診婦人科
障害種別 | 精神の障害 |
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病名 | うつ病 |
認定結果 | 障害厚生年金2級 |
都道府県 | 石川県 |
その他 | 精神科以外の初診 |
対人関係で悩み、当時受診していた
婦人科で抗うつ剤の処方を受ける。
改善されないため1年後に心療内科受診。
症状が改善されたため受診中断するも、
再度悪化したため受診。
その後意欲低下が悪化し、
初診当時から働いていた職場を退職。
現在も全く就労できず、知人の援助で生活している。
■坂田の意見・感想
初診が婦人科ですが、精神障害の初診と認められたケースです。
この方の場合、この初診が認められれば障害厚生年金、
認められないと障害基礎年金となる状況でした。
このように、初診は必ずしも「精神科・心療内科」とは限りません。
今回のように婦人科、近所の内科等でも
初診として認められるケースがあります。(参照1、参照2)
現在、「産後うつ」も社会問題化しておりますので、
今後婦人科初診の精神障害は増えてくる可能性があります。
また、改善して通院を止め、その後服薬中断や就労により
悪化し再受診する、というのもよく見られます。
こういった場合は3年から5年の中断がない限り
原則としては同一の疾患と考えて良いと思いますが、
できれば請求前に不利にならないか、専門家に一度ご相談下さい。
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